今日はちょっと演劇してます。幾度となく手に取ってきた『ハムレット』。いつ必要になるかわかりませんので、常に本棚に置いてあります。
ハムレットって、主要な登場人物のほとんどが死んじゃうんですよね。亡霊で始まり亡霊で終わる。劇が始まる前にも、すでにハムレットのお父さんが亡くなっていて、劇が始まった途端に亡霊の姿として現れます。いきなり亡霊。
――こんな怖い本が、ずっとうちの本棚にあったなんて。
たまたま、昨日は怖いことを考えていました。「人間の4つの次元のうちのひとつがオーラ、つまり、目に見えない次元だとしたら、みんな見えない何かにめちゃくちゃ囲まれているってことだよね。怖いな。いないと思っているけど、いるんだもんね」とか。
本当に怖いというか、すごいのは、いないと思っているものが、実はいて、生きている人間を突き動かすということです。演劇でもヒーリングでも、それに携わる人は常に、そうした世界と対峙しています。