昨夜はフロリダにいる先生と激しいメールの応酬をしていました。アマゾンで本を注文する段取りです。私はまるでカスタマーセンターのように働いていました。これは「激しい応酬」とは言わないか…。
こうしたやりとりは、今後も日本の夜中に発生していくのでしょう。スクール運営には情熱と効率のよさが必要です。業務は大量にありますから、スピード解決が肝。
ひよこ隊は、やはり寝床で待ち構えていました。最近では、彼らと対話するために寝るような毎日です。
――また牛小屋か……
仄暗い牛舎の中にひよこ隊。藁。巨大な牛。ランタンのようなオレンジ色の灯り。
「せいめいの ほのおを もやせ!」
――勘弁してよぉ……
しかし今、私には力が必要なのかもしれません。ガイドの存在はありがたいものです。
★★★
そういえば、牛小屋で姿を現す少し前に、彼らは暗い路地にぽつんと立っていたことがありました。時代は現代ではなくて、昭和か、大正。
懐かしい雰囲気がしたので、ふと思い出して、ある本を読みました。谷崎純一郎の『陰影礼賛』です。暗がりの中で光を放つものの美しさ。
人間のオーラも、暗いところでは見えやすいと言われています。私はヒーリングのプラクティショナーになった今、新たな角度で味わえました。
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