寝る前にひよこ隊を呼びました。彼らはすぐに現れ、「きみは なにを したいのだろうか」と尋ねてきました。よい質問です。
したいこと
しなければならないこと
できるようになりたいこと
できること
それぞれ、微妙に違います。コロナ以来、どうも健康に関する発想が控えめになりがちなのが、私自身は気になっています。生活のあらゆる方面で「感染対策」を意識してきた数年間。さあ海や山へ飛び出そう、という気分にも、うっすら靄がかかります。
――くそっ。健康が。
私は両手を動かして、自分のオーラフィールドをスキャンしました。左肩前方に、何かあります。前世で何かあったのだろうなと思うほど、ここが鬼門です。
――よし。鬼門を観察する。
恐れずに、見ることが大切なのです。
そのエリアを手で探ると、はっきりと、ビリビリ感じる領域があります。何なんだろうな、何なんだろうなと、純粋な好奇心を保ちながらコンタクトを続けます(ここで「怖い!」と思ってしまうと、スキャンはうまくいきません)。
そのエリアに意識を合わせていると、再びひよこ隊が現れました。火星のような場所にいて、探査車に乗って忙しく活動しているようです。
火星だと私が思ったのは、うっすらと暗い赤色を感じたからです。しばらく見ていると、金色や虹色が混じった光で輝き始めました。それが今の私に必要な波長なのでしょう。ありがたく頂きました。
さらに観察を続けます。