私のもう一人の"師匠"であるミュージシャンの平沢進さんが、先日、ツイッターでハエトリ蜘蛛について書いていらっしゃいました。クモがA地点からB地点にジャンプする時、どう見てもB地点に突然出現するように見えるから、量子飛躍してるのではないかと。
ハエトリ蜘蛛はどう見てもLEAPしている。
— Susumu Hirasawa (@hirasawa) September 9, 2021
他のこの世の生物は移動にあたっては常にその移動線が連続しているが、ハエトリ蜘蛛はA点からB点に移動する際、A点から中間点を通らず直接B点に飛躍している。
誰か、彼らの移動線を見たことあるか？私は移動点しか見たことない。
嬉しい！ 私も同じ頃に、似たようなことを考えていました。とはいえ、クモの跳躍のスピードがあまりに速いので、ヒトの肉眼では移動線が捉えにくいのだと思いますが……それにしても突然あらぬところから出現するため、「うわ、異次元から来たのか？」とよく思います。
そういえば、「久しぶり」という言葉も私にはピンとこないところがあります。時空を超越して、しかるべき時に、突然ポンと現れる。ただそれでいいのではないでしょうか？
今日も偶然会った知人に「久しぶり」と言われ、私は「全然そんなことないよ」と言い返しました。A地点とB地点の間の隔たりをカウントしようとすると（例：「もう２週間も会ってないよね」）、途端にフィールドが重くなります。
そう考えると、ヒーリングの場は非常に楽です。一応のご挨拶の後は、即座に本題に入っていいのですから。「こんにちは。左の膝が痛いのですが病院で診てもらっても原因不明です！」「こんばんは。バイト先の先輩がやっぱりムカついて眠れません！」というように。もうすでに、宇宙の愛はそこにあります。速い。
