40年ぶりに座技。
合気道において、座っておこなう技は座技(ざぎ)と呼ばれます。座ったままでやります。
――やったぁ。楽なやつだ!
…と思っていたら、これがかなりしんどく、難しかったです。
座った状態で動く…体の軸がブレる。ブレると技どころではなく、もうグダグダ。相手の膝に自分の膝をぶち当てる、バランスを崩して自分が倒れそうになる。ゆっくりスローモーションで動いても、体を転換させる時にまた軸がブレてバランスを崩す。
腰から太ももの筋肉と丹田との連動がものすごく難しかったですが、ハララインのホールドの練習としてはとてもよかったです。短時間でも下半身が鍛えられ、翌日には身体がすごく安定するようになりました。
とはいえ、また稽古で動くとなるとブレるでしょう。忍耐強く、何年も稽古するのみです。稽古を続ければ、ハラヒーリングに必要なハラの基盤もますます強化されていくことは確実です。