ブレナンヒーリングサイエンスには、和の心も反映されております。それは"腹"。といっても、おなかの部分ではなく、線（ライン）で捉えます。通称ハラライン。
下腹部にある下丹田と、胸の上部にある"魂の座（ソウルシート）"。この２点を天と地へ無限に伸ばした直線がハララインです。
イラストのひよこ隊隊員は、ちょっと、力んだ感じに見えますが、本来はしなやかなたたずまいとなります。
BBSHでは4年生でこのラインを磨き上げ、ラインの修復や強化をする"ハラヒーリング"の実習へ進みます。
宿題では「クライアントのハラはどうでしたか？」という設問があり、必然的に、誰かのハラのラインを観察させてもらって評価することになります。私も在学中は本当に多くの皆さまにご協力頂きました。心より感謝申し上げます。
ブレナンヒーリングサイエンスで"ハラ"は、一つの次元として捉えます。ハララインが視えるようになりますと、文字通り、世界を視る次元が変わります。
私は在学中、早くその域に到達したくて、自分に必要なワークをすっ飛ばしていました。自分の価値観のひずみに気づかなければ、しなやかで強靭なハララインは築けません。学びと調整のプロセスは卒業後も日々続きます。
