「できませんでした、ごめんなさい」と架空の世界で宣言することは、できないかもしれない恐怖を瞬時に溶解させました。
やがて、私の頭上に見えるビジョンは、さんざめく星々が集まる星雲――あれは、ひよこ隊。はじけるように笑っています。またコネクトできました。
私は何度か、この手順を踏んでいます。一番大きかったのは、BBSHの3年生の時の宿題バックレ事件。それまで期日に遅れることなど一度たりともなかった私が、無言でバックレたのです。これは以前の記事に書かせて頂きました。あれはもう5年前。今ではBBSH校長の補佐となりましたが、同じことを軽いレベルでくり返しています。
明後日からの授業は、もちろんバックレません。秋に刊行予定の訳書のゲラをチェックしつつ、名古屋に向かいます。