あの人の考え方はどうも受け入れられない、嫌いだと思う時は、師匠に言われた言葉を思い出します。「きみは、他の人が自分なりの体験をしてはいけないと思うのかな？」これで、相手との距離が少し開いて楽になります。積み重ねていくと、感情的にキーっとくることが激減するため、非常に楽になってきます。
私はもっと突き放した言い方をしたことがあります。「フランスに旅行に行っているあなたが、エジプトに旅行に行っている他人に文句を言うのはおかしくないですか。それと同じですよ」って。
あるいは「うーん、あなたが不愉快に感じているその相手は、たぶんまだ旅路の途中なんですよ」とも。
