新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

マサカズ派

コロナで会食の機会が激減して久しいですが、皆さまはいかがでしょう。大勢でワイワイ焼肉をしたり、これからの季節は鍋とか。それが"感染を拡げる危険な行為"となった今。

 

みんなで食べるとおいしい――それは本当なのかな、と私は思うわけです。

 

食べるという行為自体は、きわめて個人的なものです。自分が食べれば、自分のおなかがいっぱいになるだけ。好き嫌いも個人差があるでしょう。みんなで楽しく食べている席で、自分が嫌いだったピーマンを食べることができた、なんてことがあったとしたら、

 

――幻想に惑わされてピーマンを食べたんじゃない? あり得ないな。

 

 

みんなで食べずに一人で食べても、おいしいものはおいしいはずです。一人じゃ味気ない、という場合は一人でいることが寂しくて、おいしさが感じにくくなっているのでしょう(ぜひ、ヒーリングにいらして下さい)。

 

 

私の元・旦那は裕福な家で厳しく育てられました。食事の時間は父親がめちゃくちゃ怖くて、背筋を正して無言で食べないとビンタ、拳骨が飛んできたらしい。それは息子を将来社交界に出すための教育だったかもしれませんが、

 

 

――そもそも、何かを食べながらビジネスや政治の話をするってどうよ。

 

 

私は何かを食べる時は味覚や咀嚼や嚥下に意識が向いてしまって、会話どころではなくなります。仲良くなるためだったら、食事はない方が効率がいい。たった数分間でも集中して相手とコネクトすれば、心の絆は結べるでしょう。ビジネスの話でも、要点をさっと並べればごく短時間で済みます。食事が邪魔だ。

 

 

食べる時は一人で、食べることに集中する。社交は社交だけに集中する。ここでまた、私は「食事は家族とも別々で」という故・田村正和さんを思い出すのでした。今、この瞬間にも、全国でマサカズ派が静かに立ち上がっているに違いありません。たとえ変人扱いされようとも、です。

 

ただ、知らない土地で外食をしなくてはならない時は、徒党を組んで行った方がいいなと思います。社交や栄養摂取よりも、安全確保が優先するからです。マサカズ派の弱点は、そういうシチュエーションにあるかもしれません。それも、現代の旅行やロケ撮影であれば自分でレトルト食品などを用意できるので大丈夫でしょう。

 

 

「偉い人との食事会や飲み会がなくなって、ほっとしている」という人は、実はすごく多いのではないかと思います。今日はなぜこんな記事になってしまったのか自分でも不思議ですが、最初は別のことを書こうと思っていたのでした。次回、書けるようでしたら書いてみます。