朝起きて寝室から居間に来て座った途端に、ひよこ隊から「まあ ここに座れ」と言われました。私はすでに座っていましたが、改めて彼らに意識を向けろということです。
説教モードか。
珍しいな。なんだろう?
人間には二種類ある、と彼らは言いました。ひとつは人間がもつ可能性と力を信じる者。もうひとつは、可能性と力が信じられないでいる者だそうです。
なるほど、そのような見方をすれば、いろいろなことに気づきます。信じる度合いが近い人どうしが交流し、意識の中でもつながり合って集団を作るのでしょう。"信念体系領域"を共有するクラスターです。
私はどちらだろう、と考えました。自分の可能性と力を信じているか? 期日が決められた仕事が目の前にあると、意識がそれに引きずられる感じがあります。それも、もしかしたら「私はできないかもしれない」という、自分に対する不信感がどこかにあるせいかもしれません。
やればできるんだけど。
そもそも、できないほどの難しい仕事は来ないものですし。
よし。落ち着いて、シンプルに、やろう。
どうなるかは予測できないけれども、それこそが人生の体験。
自分の可能性を信じる人は、他の人の可能性を信じることもできます。
他の人はみんな可能性があるけど、自分にはない、と思っていたら……結局、他の人の可能性も否定してしまうのかもしれません。つらいですね、これは。おもしろくない。
過去には、こんなふうに、ひよこ隊も惑星に叩きつけられていましたが。
彼らは立ち上がり、地球に帰ってきてお風呂に入り、アイスを食べて寝ました。それが「自分の可能性と力を信じる」者のあり方なのでしょうか?
今、うちの冷蔵庫にはバニラアイスクリームの他に台湾産のパイナップル、そして、とちおとめの苺があります。冷凍のミックスベリーと、コーンフレークもある。層のように重ねてグラスに盛り付ければ、結構豪華なフルーツパフェのようになります。
朝一番の説教は、結局「久しぶりに、自分のためにパフェを作ってみなさい」というメッセージだったのか。こんなふうに数珠つなぎ式に思いめぐらせているうちに、今日はたまっている仕事をこなし、おいしくパフェを食べる、という予定が立ちました。夜にはアメリカの先生との個人セッションを受けます。さて、どうなるかな。