脱皮女子隊員(♀)の突然の遁走は、たいへん興味深いです。餌を食べた直後に走って姿を隠したのは、新たな餌を追うためというよりは、「餌の味か、何かによって、冬の訪れを察知した」というふうに思えてきました。
人間でいうと、キンモクセイの香りで秋の到来を知る、みたいな。マツタケは、なかなか手に入らない高級品として、除外させて頂きます。
妹隊員もはやと隊員も、ひとあし早く移動していましたから、脱皮女子だけが悠長に「もう寝ますよ」なんてルーティンを続けていたのかもしれません。劇的に何かに気づき、衝動的に動きだしたことを思い返すと、
「はっ! この餌、冬の味がしてる!」とか、
「この餌、冬仕様の種類(or サイズ)になってる!」とか、
なにか情報を得たようなふうにも思えます。
私たちヒトも、無意識のうちに、なにかに反応して行動を変えているかもしれません。それは、自分ではなかなか気づきづらいものです。
客観的な観察力が必要!
めちゃくちゃディテールに富んだ日記をつけたくなってきました。