何度も読んでいるはずの『光の手』。本文が始まるよりも前の、たった１ページに書かれていることが、結局すべてを集約しています。私は昨日も一昨日も、そのページだけを読んでいました。
最初から順に、引用します。
愛は、宇宙の根本原理であり、私たちの存在のコア（核）である。愛は、宇宙の営みを支える絆であり、それなくして私たちは生きていけない。
では、愛とは何でしょう。
愛とは、万物と一体であるという経験であり、普遍的な神性とつながっているという実感だ。
愛とは「あなたと一体になりたい」という欲望ではないし、「あなたに受け入れてもらいたい」という要望でもありません。
万物と一体であるという経験……そんなことが、できるのでしょうか？ 「ああ、わかるわ。感じるわ」と思える時があっても、目の前にムカつく誰かが現れた瞬間、万物との一体感を消し去りたくなります。どうしても、イヤですよね。「万物から、あいつは除外！」
すると、どうなるかが続きに書かれています。このページの最初の３行を読んだだけで、しばらく悶絶するかもしれません。深い。深い『光の手』。
続きます。
