昨日は"悪口や陰口"について、少し書かせて頂きました。怖いのは、これがまったく無意識におこなわれてしまうことです。
はっきりとした悪意をもって悪口を言う時の方が、はるかにマシかもしれない、と私は思うぐらいです。ネガティブな発言であることは変わりませんが、思いっきり自覚しながら言う悪口には違いがあるような気がします。
勢いがあるように感じるんですよね。自覚がある時は、自分が言った悪口に責任が伴うことも意識できます。すると陰湿さがなくなり、自分が思う真実を語る言葉になっていく。相手も同じエネルギーで言葉を返せるならば、それは"本音のトーク"になります。
はっきりと自分が感じたことを口に出すには、かなりのエネルギーが要るものです。オーラのフィールドに歪みがあって、弱い部分があると、ネガティブなものは意識レベルに上れず、無意識層に隠れてしまう。
ヒーラーになるためには、無意識層に隠れているネガティブな意図に自分で気づけるようにならねばなりません。学校にいる間はクラス内でワークをすることができますが、卒業して開業したら、あとは自分次第です。
真摯なヒーラーほど、自分がヒーリングやスーパービジョン(自分が取り組んでいる事例やクライアントについて話し、自らの気づきを促すセッション)を受けている、と言えます。
バーバラ・ブレナンが次のように書いているのは、非常に深い問題で↓
ヒーラーの無意識下にあるネガティブな意図もサイキックアタックの一形態で、
非常にネガティブな影響があります。
(『コアライトヒーリング 究極の光の手(下)』p. 86)
ヒーラーが、知らずしらずのうちにサイキックアタックを?
そうなんです。あり得ます。
ヒーラーもまた人間であり、成長過程にいます。
引き続き、この問題について、もう少し書いてみたいと思います。