「こんなことを言ったら嫌われないかな?」と不安になるので普段は言わない。そういうところにいかに触れていけるかが、ワークショップやヒーリングセッションでの大きなポイントではないかと私は常々思っています。
でも、私もちょっと思うことがありますよ。こんなこと言って、師匠、私にムカついてないかな、って。そういう時は、直接、師匠に言います。
「師匠、ムカついたんじゃないかな、って思いましたよ」と私。
「いや、僕はムカついてないよ」と師匠。
「ムカついてても、私は気にしませんけどね」
「わはは」
と、昨年にも、こんな感じのやりとりがありました。自分の中にイヤ~なものがあり、それがあることは確かなので、そのまま発言したのです。嫌いなものを「嫌い」と爽やかに言い切った後に、爽やかな青空が広がる感じというか。
もちろん、嫌いな対象に向かってそれをぶちまけるのではありません。ヒーリングセッションという安全な処理場でクリーンにしたのです。
その後しばらくすると、その嫌いなものは、もはや嫌いではなくなり、どうでもよくなりました。滞留したエネルギーは、こういう形でも排出可能です。