新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

作者を呼び出す

強風+雨の予報はきっと何かの罰ゲームなのだろう、と装備を固めてエゴン・シーレ展を見にいきました。今日でなきゃ見れない状況に自分で自分を追い込んだためです。

 

雨を避けて、予約時間の2時間半前に美術館に着きました。時間が有り余っているので水彩画を見る人たちのオーラを見ることにしました。青い絵を見るとオーラも青くなるのかというとそうではないようです。仲良しのカップルのオーラはいきいきとしていましたが、それは絵画とは無関係のようでした。

 

――生きている人を見る方が面白いわ。ごめん、シーレ

 

心の中でエゴン・シーレに謝る私。

 

と、そこでふと気づきました。チャネリングでシーレを呼び出し、私の隣に来てもらうのです。ご本人の作品はすぐそこにあるわけですから、これは難しくはないだろうと思われました。

 

姿勢と呼吸を整え、チャクラをさらに開くと、あるメッセージを受け取りました。「呼ばれたら来る」。呼ばなければ来ない。なるほどです。

 

コンビニでプリントアウトしたチケットを見るうちに、「これはエゴン・シーレさんのおごりだ」という気持ちになりました。チャネルが開くと、私は「これは〇〇さんのおごり、ご招待」と感じる傾向があります。自分でチケットを買ったり交通費を出したりした気がしません。呼ばれている、と感じてもいいのかもしれません。

 

さて中に入り、展示された絵の正面に立ち、グラウンディングして深く呼吸。鼻から吸い上げ、松果体を刺激する呼吸法です(美術館でこんなことをするとは思ってもいませんでした)。

 

オーラを拡張し、眉間のチャクラを開いて絵を見ます。筆のストロークの一つひとつを目で追い、絵に呼吸を合わせていきます。平面的な絵が立体的に、透けるように見え始めます。

 

細い曲線のタッチを丹念に見ると、そこの部分ではシーレさんが最もシーレさんらしくなるように感じました。彼はエッジが効いた男なのです。

 

そうやって次々と見ていき、冬景色の風景画をじーーーっと見ていると風の音が聞こえ、空気の冷たさやにおいも感じられるようでした。私は何度か「うん」と返事をしそうになりました。彼は私の左隣に来てくれていたようです。