月で、太陽光が当たるところにも水があることがわかったそうです。
これまで、恒久的に太陽光が当たらないところに水があることはわかっていました。すごーく暗くて低温の部分があるのですね。想像を絶する暗さ、冷たさでありましょう。
タロットカードで「月」といえば「無意識」を意味します。
無意識とは光が当たらない世界。だから見えない。わからない。そして月は裏の面を絶対に見せない(「ウサギが餅つきしている」面がいつも地球に見えています)。それは地球ときっちり同じペースで回っているからなのですが、光が当たらないところにも水=生命の源があるというのは、なかなか希望がもてる話です。
ヒーリングセッションでは、そうした影の面、裏面にもアプローチしていきます。それは怖いことでしょう。ですので、少なくともヒーラーは、その恐怖に慣れて克服しておかねばなりません。
「月の裏側とか影になってる部分を見てみましょうよ、意外と水がいっぱいあるかもしれないですよ」と穏やかに、まごころを込めてご提案できなくてはね。いっつも太陽が当たってピカピカしている面だけ見て暮らす方が、ある意味、危険だと思います。