新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

影に溶けて消える

一日の課業(=存在する)を終えて就寝するあかご隊員を観察してみました。この小さな隊員はあまりにもひっそりと過ごしているため、夜間の動きが謎だったのです。

 

夜9時前、動いているのかどうかわからないほどの身のこなしで、隊員はバスケットの隅に接近を始めました。4つある隅(というか、角)のうち、彼女が好んでいるのはそこです。木でできた芯に巻き付けられた籐が、芯との間に、いい感じで隙間を作っています。

 

――やはり、あかごは毎晩ここで寝ているに違いない。

 

案の定、その隙間を目指してじわじわと近づくと、影に溶けるかのようにして、あかご隊員は姿を消しました。いつ隙間に入り込んだのかわからないほどの動きです。

 

――え? え? いつ消えた?!

 

これはすごい、と思いました。

 

以前に観察していたキラ子隊員は、明るい室内でバスケットの表面を物色して回るなど、派手な動きをしていました。それに比べると、非常に大きな違いです。個体によって、生活の所作が異なる。

 

いつのまにか影に溶けるようにして隠れるあかごの動き。「動いていないように見えているのに、実はすごい速度で動いている」というのが、以前から私は大好きなのですが、そういうことなのだろうかとか、考えています。