新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

口癖に表れる

潜在意識にまで潜り込んでいる「ノー、だめ、あなたは悪い」という価値判断は、なにげなく使っている言葉に表れます。私の場合、面白いことに、二つのシチュエーションでそれが浮き彫りになりました。

 

一つは英会話を習っていた時のこと。ずいぶん前です。あなたは今日何をしますか、という問いに「I have to(私はしなければならない)」を連発していて、先生にそれを指摘されたのです。しなければならない、ではなくて「I do(私は何々をする)」ではないのか、と。

 

義務感というか、やらされている感がすごくあったのですね。勉強しなければならない、就職しなければならない、などなど。プレッシャーは重く、私のエネルギー意識体系はかなり歪んでいたと思います。

 

もう一つは、それとは逆の傾向です。これは演劇を学ぶ時に、大多数の人が指摘されます。「I just...(私はただ…)」「It's just...(それはただ...)」という口癖。なぜジャストが入るのか、ただって何なんだ、ということ。

 

この「just=ただ単に」という語は、対象物を軽く、小さく捉える表現です。取るに足らない、たいした理由はない、というニュアンス。責任回避の表れともいえます。

 

楽器を演奏する人が本番で「なんとなく、理由はないけど、ただ単にこの音を出してみました」とはなりません。でも、演劇だと陥りがちな、曖昧さなのです。

 

 

現在、私は演技指導をする側として、やはり新人俳優が「just」と口にした時は指摘させて頂いています。「just」「ただ単に」と口に出している時、その人のオーラは中心からズレたりぼやけたりし、ハララインは切れたり歪んだりしています。口癖をやめるだけでも、エネルギー意識はある程度、まとまりを回復します。

 

「せねばならない」でもなく「ただ単に」でもない。つまり、あるがままをそのままストレートに受け取り、放つのは、ごくシンプルで普通のことです。そういう普通のことが、なぜか、できない。それは長期のエネルギーヒーリングやカウンセリング的なセッションで浮上してくるポイントの一つでもあります。

 

★★★

ご新規のヒーリングセッションは8月以降のご予約日で承ります。対面(東京都江戸川区)か遠隔(Skype)かのご希望を添えてshikamac@gmail.comまでお問い合わせ下さいませ。ヒーリングの詳細についてはバーバラ・アン・ブレナン博士著『光の手』『癒しの光』『コアライトヒーリング』をお読み下さい。