新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

らせんの原理

バーバラ・ブレナン・スクール・オブ・ヒーリング(BBSH)では第1学年から4年間、毎年同じサイクルで5つの性格構造を学びます。基本的な情報は変わりませんが、年々、学びが深くなるように、カリキュラムが構築されています。

 

おんなじことを、何度も何度もやる。学生たちは2年生、3年生と進級するにつれて「ああ、今年もスキツォイドの季節が来た」とか「また、あの"オーラル"をやるんだな」とか、自覚が生まれてきて、ちょっとずつ反応が変わってきます。それに合わせるようにして、教材で紹介される情報もさらにこまかく、詳しくなってくる。

 

これもまたバーバラとへヨアンが『コアライトヒーリング』の中でくり返し述べている「コアへと向かう、らせん状の癒しの道」なのでしょう。4年間、このらせんを回り続けたからでしょうか。私は卒業後も、そのらせん回転の動きが続いているように感じます。同じ問題が何度も浮上し、同じ感情が湧き上がり、同じ真実に気づく。

 

へヨアンがまさに指摘するとおり「これじゃあ、なんにも変わらない」とがっかりする時もありますが、それは、らせんをクルクル回っているから当たり前のことなのです。忘れてはならないのは、時と共に、いろいろな体験を経て、それは深みを得るということ。その過程で、人生の創造の妨げになる"防衛"を少しずつ、薄皮をはぐようにして、手放していきます。それが「コアへと近づく」過程。

 

 

らせん状にコアへと向かう、癒しの道のスパイラル。それは人生全体を通して続き、人生が終わった後も意識のエネルギーとして、続いていきます。