新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

狩りか避難か

久しぶりに見たクモ隊隊員(ハエトリグモ、メス)は立派に成長していました。前に見たのと同じ個体かどうかはわかりませんが、以前に陣地としていたテリトリーから突然、姿を現したのです。夏には、いったい何の生物なのかもよくわからないほどぼやけた姿(私の視力のせいもありますが)でしたが、いまや成体としては完成形です。

 

 

「くもたい♪ くもたいやねぇ」

 

 

話しかける私。

 

 

ところが、あの日の隊員の動きは異様でした。歴代のどの隊員も、いまだかつて足を踏み入れたことのない、台所のガスコンロ付近にやってきて活発にジャンプしていたのです。

 

 

「危ない! 危ないよ! 何をしているの」

 

 

私はお湯を沸かしたばかりでしたので、ぞっとしました。大切な隊員がやけどでもしたら大変です。クモ隊に家の中で死なれるのは、自然現象とはいえつらい。私のせいで事故が起きるなど、絶対に困ります。

 

 

しかし、おかしい。この隊員だけが台所に入る理由などあるのだろうか……発見したのは夜10時前後。コバエを狩るような時間帯ではありません。しかも、お湯をわかしたばかりのコンロの付近に来るなんて。不思議に思っていると、あれ。あれが来ました。

 

 

地震です。先日の、震度5の。

 

 

クモ隊の動きには今後も注目です。

 

 

★★★

 

 

ハエトリグモは昼行性であるため、夜には姿を消します。昨日は夜8時頃に、すすっ、すすっと足早に柱を登り始めました。

 

 

――この動きは、狩りだ。

 

 

案の定、隊員は小さな羽虫を追っているようでした。柱に羽虫が止まった瞬間、私は「おおっ!」と思いました。狩るのか? 狩れるのか?

 

少し離れたところで一旦停止し、だだっと駆け寄る隊員。しかし、失敗。狩りは難しいのですね。

 

 

室内で羽虫の周波数を察知して動く隊員に感動です。地震予知もしているとなれば、さらに興味がわいてきます。餌を発見した時の動き方と、危険を察知した時の動き方が明らかに違うことがわかってきました。