新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

自己嫌悪

半日間ほどテレビ視聴に逃避していました。 頭を空っぽにしてリセットするためです。

 

 

なぜか。

 

 

ある時に自分が直感的にした行動が、後になって「よいとは思えなくなった」からです。直感に従った時は後味が爽やかなはず。それなのに、自分に対する批判的な感情が止まりません。私はお酒を飲みませんが、記憶をなくすほど飲んだ次の朝とはこんな感じなのかと思いました。

 

人に言うと恥ずかしいから、イヤな気持ちであることは黙っています。するとどうなるか。

 

しんどい。何がイヤかはわからないけど、なんとなくイヤです。自分のことが。消えてしまいたい。それで、ぼーーーーーっとテレビを見る。イヤな気持ちが消えるまで。

 

 

こんな時は自分をイヤに思わないように、意識を変えるしかありません。あるがままの自分を受け入れられないからしんどい。エネルギーの代謝がひずんでしまうのです。

 

 

「こういう自分は好き」「こういう自分は嫌い」と分けないで「こういう自分も、ああいう自分も、あって当たり前だ」と言い聞かせなくてはなりません。

 

 

ダメな自分もあって当たり前? それは認めがたいことです。だから、めちゃくちゃ抵抗してしまいます。ヒーリングが何年も(おそらく生きているうちはずっと)かかるのは、そこにも理由があります。

 

 

そこで、ページが擦り切れるまで読み返したいのがヘヨアンの言葉です。以下、抜粋します。

 

あるがままの自分でいい、

そのままの自分を愛せばいいと

思い出させてくれる、

広い心をもつ権力者はきみの心にいるか?

 

素敵なきみがそのままに成長するように、

その素敵さが自然ににじみ出るように、

きみは自分に余裕を与えているか?

(『コアライトヒーリング 究極の光の手(上)』p. 111)

 

権力者(英語ではオーソリティ)とは親のような存在です。自分に「あるべき姿」を教えた大人の存在。頑張れ、人に好かれろ、うまくやれと叱咤する心の声。

 

あるべき姿になれなかった自分に対して「いいんだよ、そういうこともあるもんだよ」と言ってくれる大人はなかなかいません。酒場の渋いマスターなんかがつぶやいてくれそうなセリフですけど、それでもカウンターでグラスを傾けてる人は、心の中では「いいや、やっぱダメなんっすよ、俺は!」と叫んでたりするでしょう。

 

 

きみは自分に余裕を与えているか?

 

 

私は自分に余裕を与えました。仕事が終わると軽い食事をとり、テレビをぼーーーっと見ながら何もせず、時々、窓の外の青空を眺めたりして。忘れようとするのではなく、「あってもいいじゃないか」と受け入れるための時間をとりました。何もしていないようでいて、結構、濃い時間でした。

 

 

コアライトヒーリング 上: 究極の光の手

コアライトヒーリング 上: 究極の光の手