超感覚的知覚のトレーニングについての体験談を途中まで書いて寝たら、また夢を見ました。記事を公開するのはちょっと待て、というサインでしょうか? わかりやすくまとめようとせず、もっと、ぐちゃぐちゃでいいのかもしれません。
夢の中で、私は映画学校の卒業生たち3人と共に撮影をしていました。
撮影に立ち会うことはよくありますが、コロナ禍で長らくそれをしていません。だからなのか、ものすごく楽しかったです。そして、この夢の中での撮影は、すでに作品の大成功を確信させるものでした。3人の組み合わせが、とてもよかったからです。
1人は実際に知っている男の子。見かけは淡々とした知性派なのに、いざ脚本を書いたら、演歌の歌詞をはるかに超える情念のほとばしりがSFやホラー作品にも表れる、すごいクリエイターです。
あとの2人は知らない子たちでしたが、夢の中でも、顔ははっきりわかりました。1人はお笑いのセンスがあり、左右に動き回って笑いを巻き起こす。もう1人の顔はよく覚えていませんが、行動力があり、その子に先導されてロケ地からロケ地へ移動するだけでもなぜか楽しい。
3人がメインになって仕切る現場には、少しずつ、参加者が増えていきました。私は(すごく偉そうで恥ずかしいのですが)「あなたたち3人が素晴らしいから、この映画は成功するのよ」とか言っています。実際、非常によい気持ちでした。
3という数字は生産性を示します。爽やかな気候になってきたし、できることをして生産性を上げ、発展していきたいという意識の表れでしょうか。
★★★
映画制作も、つきつめていけば超感覚が働く世界です。先を見越す勘であるとか、今ここにいない人たちの動向を察知して行動したりするとか。時間や体力・気力など、物理的な制限がある中で、結構極限状態にまで追い込まれる。その時に、いわゆるスピリチュアルガイドの声が聞こえたりして「カメラを回せっ!」とか「よし、撤収だ!」とか、しょっちゅうあると思うんですよね。
スタントパフォーマーの方々などは、常に生死の境い目のような領域でお仕事をなさるので、運動神経だけでなく、聴覚や皮膚感覚も研ぎ澄まされているはずです。アストラルレベルの超感覚が強く豊かな方も、きっと、少なくないでしょう。
そういえば、私はそういう書籍を翻訳していたことを思い出しました。『
ハリウッド式映画制作の流儀 最後のコラボレーター=観客に届くまで』という本です。
プロデューサーもADも、こぞって「最終的には勘だね」「直感は大事」と発言していています。リドリー・スコット監督も、追い詰められて朦朧とする中で重大な決断を下す時の本能、みたいなお話をなさっていました。彼らには、普通の人には見えないものが見えていたりするに違いありません。それをそうとは口に出さず、芸術的な表現に、仕事に活かす。そんな業界だと私は思います。
この本は、帯をはずすと「おお? 生体エネルギーフィールドっぽい?」と思える表紙。デザイナーさんには個人的に、とても感謝しています。