昨日は字幕翻訳とヒーリングセッションに明け暮れた一日でした。深夜、ひよこ隊のガイダンスを求めましたが居場所は不明。私はそのまま寝てしまいました。10時間爆睡です。
朝、目が覚めてからも、私はしばらく彼らを探していました。起床直後にそうするのは珍しいことです。
――どこにいるんだろう?
ふと、壁のクロスに目がいきました。それは白いクロスで、小さな凹凸が模様のようになっています。
――このデコボコの中に入り込むほど小さなサイズになっているのかも。
そもそも、ひよこ隊は物質的な肉体を持っていません。逆に言えば、ありとあらゆる形状となって現れる可能性があります。
「きみは」
彼らの声が伝わってきました。
「この かべの なかが とうしできるか」
壁の中が透視できるかという質問です。きた。訓練モード。
壁に手を当て、超感覚的知覚を使ってみました。私が手を当てている角と対角線上にある壁の内部がピシッとかすかな音を立てました。私の周波数に反応したのでしょうか。面白い。
固い柱が通っているであろう場所と、そうでない場所が、なんとなくわかりました。このような感覚は、少し意識をして練習すれば、ほとんどの人たちが上達するのではないかと思います。
知り合いの音響エンジニアさんは、この感覚に長けておられました。仕事柄、どんな場所に行っても、その場所の音の反響を感じ取るのが当たり前になっているのです。それはすなわち、その環境がどんな構造であるかを知覚することです。
しかし、壁に意識を向けていると、徐々にマンションの上の階や下の階の周波数も感知してしまいます。それは私にとって、面倒なことでした。近所の人たちが何をしているか、細かく知りたくはありません。
建物の構造だけに意識の焦点を当てることが必要です。これは集中力のトレーニングでもあるでしょう。どのチャネルを開き、どのチャネルを切断するかを選ばなくてはなりません。
それでも、意図しないものを拾うことはあります。昨日、ひさしぶりに、そのことを思い出していました。詳しいことはあまり書けないのですが、後日、できれば一例を書いてみたいと思います。