西洋占星術において木星は"拡大"を意味します。木星の公転周期は11.86年。およそ12年で12星座をぐるりと一周します。星占いで「12年に一度のラッキーイヤー」と言われたら、木星の動きのことを指しているのかもしれません。
その木星が、昨日あたりから、私が生まれた日の天空において太陽が最も高い位置になる点(MC)の位置に来ています(合)。MCは仕事や社会的な役割を示す点。以前から、私は「ここに木星がめぐって(T=トランジット)きたら、私はどうなるんだろう?」と思っていました。楽しみ半分、ビビり半分です。
結果。めちゃくちゃ忙しいですね……びっくりです。仕事に関する連絡業務がいきなり激増。扱う文書の量は、いつもしている書籍の翻訳作業よりも、もしかしたら多いかもしれません。
これまで動きそうで動かなかったプロジェクトが急に進みだしました。これは水星の運行とも関連づけられそうです。今日あたりまで逆行していたのが、明日あたりから順行に転じるのです。水星はコミュニケーションを司る惑星。ですから、滞っていた連絡業務はスムーズに進むであろう、と期待しています。
★★★
木星と水星の相乗効果で、めちゃくちゃ忙しくなりそうな今の私。振り返ると、この前までひよこ隊が牛小屋でじっとしていたのも、なんとなく「ああ。この時に備えなさいという意味だったのかな?」という気がします。
★★★
昨夜、ひよこ隊は私の頭上から、金色の葉がついた小枝をくわえて現れました。隊員の姿も金色です。オーラの第7レベルはまばゆい金色だと言われていますが、それかな?
なかなか、おめでたい光景です。ふと、聖書にある、大洪水の後に月桂樹の枝をくわえて現れた鳩のことを思い出しました。
「その小枝、もしかして月桂樹?」と尋ねてみました。答えるかわりに、ひよこ隊はこう言いました。
「しょうりとは えいこうとは」
――勝利とは? 栄光とは?
「かたちがなく めに みえない ものだ」
――形がなく、目に見えないもの?
それは私の外側には存在せず、自分の内側にあることを感じました。金色の植物のようなエネルギーが、私の胸の中央、胸腺のあたりに脈打っています。なかなかよい感じでした。
しかし、私のデスク周りは、いまだ大洪水の様相です。書籍と紙だらけ。MCにT木星が合……がんばります。