テレビの前に置いた、北欧製の白いコーヒーカップに季節はずれのコバエ。それを見るクモ隊隊員（ハエトリグモ、メス）。
コバエは動きません。今だ、今が狩りのチャンス。
クモ隊はテレビのモニター画面をよじ登る。画面がオンになっていて、バラエティ番組の派手なセットが映し出されていてもへっちゃらです。好き放題、やりたい放題に角度を変え、高さを変え、コーヒーカップを凝視。
――上から見下ろしてるんだ。カップの中を。
すごいテンション。結局、餌の捕獲は失敗。
夜9時には隊員、就寝。
深夜0時近くになって、奇跡的に、一匹のちっちゃい虫がランプの下をトコトコ歩き始める。「くもたい？ くもたい？」呼びましたが、反応なし。あれだけ狙って、諦めて寝た頃に餌が現れる皮肉。
今日の昼頃、コーヒーカップによじ登る隊員。私は申し訳なく思い、カップ酒のガラス容器を空にして、中にバナナを仕掛けてコバエ呼ぶ。昨今の気温ではコバエは来ません。しかし、ガラス越しに容器を凝視する隊員。狙ってる。
このブログはハエトリグモの観察日記と化しました。クモがお嫌いな方は、申し訳ありません。しかし私は、ヒーラーとしての繊細な感覚を研ぎ澄ませるべく、この活動を続けます（もちろん、ブログに書けそうな他の話題がある日には、違う記事を書きますね）。明日にご予約頂いております皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
