最近ひよこ隊はバラ園の土を掘っているようです。道をはさんで向かい側には炉端焼きのお店があって、夜中まで繁盛しています。お店の電球の灯りはバラ園には届きません。暗がりでひよこ隊を探すと「がーでんぱーてぃー」という声がしました。それはそれで不気味です。真っ暗な中で何をしているんだろう?
「そこにお芋さんはないよ」と私は言ってみました。すると彼らは「おいもさんは ないだって! きゃはははは! おいもさん! わはははは! おいもさん!」。
何がおかしい? 私はちょっと、むっとしました。
★★★
一昨日、予約していた眼科の検査を受けるために、私は駅の裏の道を歩いていました。民家の前に畑がありました。駅の近辺のことはよく知っているはずなのに、畑があることなど、私はそれまで気にも留めていませんでした。
ほう、と見てみると、そこに植えられているのは、ナスと、芋。
「おいもさん」はそこにあったのでした。ひよこ隊は秋の実りを祝っているのか。
★★★
眼科の検査は無事に終わりました。実は右目に黒いものがチラチラ見えるようになり、念のために検査をしておこうと思ったのです。視力よし、眼圧よし、網膜異常なし。診断名は「生理的飛蚊症」。主に加齢が原因だそうで、経過観察だけでOK。安心しました。
瞳の奥を検査するために、瞳孔を開くための点眼薬をさしたのが面白かったです。瞳孔が開くと通常よりも光が多く、目の中に入ります。(オーラがよく見えるようになるのでは?)と思って興味津々で周囲を見ていると、確かに、すごくよく見える。でも、ヒーリングの際に用いる知覚とはやっぱり違う。目から入ってくる光だけに頼ってはいけないな、と思いました。
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それよりも、やはり気になるのは「お芋さん」です。ひよこ隊によると、本当は土を掘るまでもないのだが、ということでした。地中深くの振動を感じ、共鳴することが大切なのです。
グラウンディングが苦手な方は、土の中でほくほくと育っているお芋さんを感じてみてもいいのではないでしょうか。私は心の中で「おいもさん」と唱えると、瞬時にグラウンディングが深くなることを発見しました。ひよこ隊に感謝です。