新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

勇気とは

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昨日はBBSHの先生と「私のコア・クオリティ」について話し合いました(年間18回の個人セッション履修が義務づけられているので、その一環で)。コア・クオリティとは自分がもつ本質的な資質のことで、やさしさとか知性とか、そういったものらしいです。

 

 

私は自分のコア・クオリティがよくわかっていません。去年は「うーん、自由なとこ?」と言ってごまかしました。ある意味、やぶれかぶれなアンサーです。

 

 

昨日の時点で私は純粋さを求めていました。ごちゃごちゃしたノイズが邪魔なので、ぴーーーんと純度の高い生き方、行き方をしたいなと。

 

 

「それは勇気ってことかな? 君のコア・クオリティは勇気?」と尋ねられ、勇気とは何ぞやという話になりました。私の回答は「Distinguish actions that come from fear from actions that are not(恐れから生まれる行動と、そうでない行動とを区別すること」。

 

 

先生は「うーん。勇気とは、恐れを感じているにも関わらず行動に移すことではないかな?」。うん、そういう言葉もどこかで聞いたことがありますが、

 

 

「I disagree

(私は同意しません)」

 

 

反対意見を表明する言葉がするっと出ました。「行動に出る決断をした瞬間から、もう恐れは振り切られてゼロになってますよね」と私は説明しました。火事場でわが子を救い出す親、線路に落ちた人を助け上げようと駆け寄る人……その瞬間、怖いという感覚すら飛んでいるはずなんです。

 

 

何を隠そう、私の今年の初夢は自衛隊で戦闘の招集がかかった夢だったんです。そりゃもう怖かったです。迷彩服を脱いで逃げたら、今度は市民軍に入って戦うはめになって……

 

 

だけど、今年は私も覚悟を決めました(私人として生きる上で、ということですが)。恐れを振り払ってしまえば、あとは勇気を出す必要もありません。淡々と行動するのみです。

 

 

「だから自分のコア・クオリティが『勇気』かは自覚できないんじゃないでしょうか。行動を始めた瞬間からもう怖くはないし、自分に勇気があることも忘れてますし。そもそも自分のコア・クオリティに従って行動している時って、限りなく自然に、無心で行動してるはず。だから『あなたのコア・クオリティは何?』って尋ねられて、しれっと答える方が怪しくないですか? なんなんですか、そいつは?」って言ったら、

 

 

先生、爆笑してました。

 

 

 

その後、気になってインターネットで調べてみるとソクラテスも私と似たようなことを言っていたみたいです(って、いかにも偉そうな書き方だけど)。「勇気とは、恐るべきものと恐るべからざるものとを識別することなり」。おお、やはり「識別」することがポイントのようですぞ。

 

 

コア・クオリティ問題は今後、つっこみどころ満載な領域になりそうです。そして勇気とは何かという問題も。「恐れを振り切って行動すること」が勇気なら、恐れなきところに勇気は生まれないはずで……二個でセットなのか? 謎です。