久しく雛鳥の姿を見ていませんが、あの意固地な雛鳥もまた、私の中にいます。でないと、絵に描くわけがありません。
実は、ひよこ隊よりも雛鳥の方に共感する人が少なくありません。「これ何? 金斗雲みたいなのに乗ってるの?」とご質問を頂いたこともあります。アストラル界に住んでいますから、雲のようなものでしょう。巣から出られていないようでもあります。雛鳥ですから、口を開けて待つだけの幼さです。
雛鳥は、お正月にお餅を食べることができたのでしょうか? まだ、深い傷を癒している過程なのかもしれません。ひよこ隊は離れたところから、静かに見守っています。