22:30頃、室内の照明を50%ダウン。私は歯を磨きます。
歯磨き後、室内の照明を25%にダウン。ベビー隊員はまだ、籐のバスケットの角に立ち、プラムの種と皮を真剣に見下ろしています。寝る気配がないので、照明を10%までダウン。虫眼鏡でぎりぎり、隊員の姿が見える明るさです。
すると、隊員はするっと寝床に入りました。この瞬間を目撃するのが、たまりません。私にとって、これはひとつのショータイムなのです。その名も、
――「ザ★ねんねSHOW」(≧▽≦)
これまでは、毎晩寝る場所を探し回って「ここでもない、あそこでもない」とうろうろし、しまいには焦って早歩きしていた隊員ですが（昨年のキラ子隊員も、寝る場所を選ぶのに30分以上を費やしていました）、昨日あたりから学習の成果が出てきたようです。寝るなら角っこ。ちょうどよい具合に、編み目と芯棒の間に空間があります。そこに入って寝る。
生活に関する学習能力だけでなく、空間に対する認知能力も高い隊員です。昨日は壁を伝って周囲を大きく一周し、ちゃんとプラムのお皿の前に戻ってきていました。
さて、この隊員は災害を予知する能力などはあるのでしょうか？ 災害がないことを祈りつつ、観察を続けます。
