いつもの通り道、近所のバラは冬仕様で短く刈り込まれていました。太い幹と、わずかな枝だけが残っています。それは潔い姿でした。
去年の夏は猛暑で、バラの生育も一昨年ほど活発ではありませんでした。前を通るたびに、ひよこ隊がしきりに暑さの中でのサバイバルがいかに大変かを述べていたものです。
「だが ねっこがあれば また はなは さく!」根っこがあれば、また花は咲く。今日のバラとひよこ隊の教えです。
これは西洋占星術のサビアンシンボル、魚座3度の「化石化された樹木の幹」を思い出させます。生物の化石にはエッセンスが凝縮されています。映画『ジュラシック・パーク』でしていたみたいに、化石からDNAを抽出して生物が再生できる。
根っこに宿るエッセンスにこそ! 花の源、デザインのパターンが凝縮されて保存されているのですね。