昨夜の散歩中、マンションの上空に青白い光を見ました。それはたぶん私だけが見ている光。私のスピリチュアルガイド、宇宙ひよこ隊が放つ光です。
――いったい、何だろう？
なんとも幽玄なその光は、欠け始めた月の光にも似ていました。皆既月食の日は多くの人が見上げていたものでしたが、もうその月を見上げる人はいません。
――ひよこ隊は、まだ月の真似をしているのか？
しかし、それは祈りにも似た、穏やかな心地を感じさせるものでしたので、私は寝る時も、その光を真似るようにして、自分のフィールドの周波数を高くしました。清々しいものが天からすーっと降りてくる感覚です。
★★★
ところで、今日は年に一度の排水溝清掃が、うちのマンションでおこなわれる日。私は水回りの掃除を万端に済ませ、業者さんたちを待ちました。
――昨日のひよこ隊は、この清掃を応援するつもりだったのだろうか？
排水管がきれいになれば、上の階から下の階まで、すーっと水が流れるようになるでしょう。それを想像するのはとても気持ちいい。
ふと好奇心が生まれ、私は業者さんに尋ねました。「これって、上の階から順番に清掃していくんですか？」水は上から下に流れるわけですから、それに従い、上の階からするのだろうなと思ったのです。
果たして、それは素人の誤った思い込みでした。業者さんの答えは「いえ、下の階から順にやっていくんですよ。そうしないと、上からの汚れが下にどんどん詰まってしまいますからね」。
「ああ、なるほど！」私は納得しました。オーラフィールドに対するヒーリングも同じことです。いくら神や天使や高次の意識をダウンロードしようとしても、低い次元の領域が詰まっていれば、崇高な教えを地に降ろすことができないのです。
低い次元の領域といっても、悪いものでもなければ劣ったものでもありません。地球上の生命、現世により近いというだけで、そこには生命力や活気が溢れています。
スピリチュアルな教えを実践するには、まず生活のリアルな部分をすっきりとさせるとよいでしょう。リアルに泣いたり怒ったり困ったりする感情のエネルギーを捻じ曲げず、おだやかに、まっすぐに表現することも助けになると思います。
