新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

ガンマ線&優雅なリボン

昨晩、うちのエリアでは雨が降り出し、大きな雷が鳴りました。「雷が鳴りそうだ」と感じる時、私たちはいったい何に反応しているのでしょうか? 遠くでゴロゴロ音が鳴ってから気づくのか、気圧の変化を感じ取るのか、それとも……

 

――ガンマ線

 

雷雲からはガンマ線が放出されているそうです↓

www.u-tokyo.ac.jp

東京大学のこのページのイラストを見る限り、私たちの環境の電磁場には大きな変化が起きている。ド文系の私が突然こんなことを調べ始めたのも、クモ隊の観察がきっかけです。

 

★★★

ということで、ハエトリグモ観察日記です。このブログではクモ全般を「クモ隊」、個々のクモを「隊員」と称します。

 

昨晩、雨が降り出すと、オスの少年隊員は室内にいるにも関わらず、CDプレイヤーの下に雨宿りをするような恰好でじっとしていました。

 

――ふふ。カワイイのう。

 

すると雷が鳴り始めたのです。もしかして、隊員はそれを予知していたのでしょうか? まじまじと観察していると、隊員は雷が止んだ頃に、ほっとしたかのように動き始めました。

 

――やっぱり反応していた?!

 

それは気圧なのか音が生む振動なのか、何かはわかりません。ただ、調べてみると雷雲がガンマ線を発生させることがわかりました。少年は雷が鳴る少し前から、動くのをやめてじっとしていましたから、(1)雨の音(2)気圧のいずれかに反応していたか、(3)ガンマ線を感知していた可能性があったりするのかもしれません。

 

すると、私の観察のテーマ「ハエトリグモは地震を予知するか」との関係も気になります。地震発生とガンマ線の関係を調べたいと思います。

 

★★★

一方、メスのぴょこたん隊員も、雨上がりと同時に動き出しました。彼女の好むエリアは私のデスクの上。三日月形のランプを上って下り、銀製のペン立てへ。これは前にも見た、ぴょこたんルートです。

 

銀製のペン立てというのは、丸い形の砂糖入れです。義母にもらった貴重な品なので、たまに磨いて使っているのです。上品なカーブを描く容器の表面に張り付くぴょこたんは、気のせいか満足そうに見えました。

 

――鏡だと思っているのか?

 

銀の表面は、ぴょこたんの姿を鏡のように映しています。しばらくうっとりとした後で、ぴょこたんは飾りとして差してある、蝶結びの黒いリボンの輪っかの中に入りました。

 

――さすが、ぴょこ様。お目が高い。

 

この黒いリボンは、イギリスの香水メーカー、ジョー・マローンの製品の包装に付いてくるもの。

 

 

だよねぇ、女の子だもんねぇ、と感心していると、ぴょこたん隊員は輪っかの中でもぞもぞと動き始めました。虫眼鏡で見てみると、糸を張ってその日のお休み処を作成しているようです。

 

器用に足を動かし、自分の足を安定して乗せる分の糸をアレンジすると、ぴょこたんはその上にじっと落ち着きました。遠目で見ると、リボンの輪っかの中に浮かんでいるように見えます。

 

――お洒落~。

 

これはやはり、その日の夜だけの仮眠所だったのでしょう。翌朝、彼女はデスクの上に出てきており、のんびりと移動を始めました。ぴょこたんの動きは落ち着いており、非常にリラックスしているように感じます。