ハエトリグモの寿命は1年という情報が多いので、ぴょこたんの再来はいまだに静かな衝撃を私に与えています。去年にもりもり食べていたので寿命が延びたのでしょうか? 個体によっては2年、3年と生きるものもいる、という情報も目にします。
どんな生物も、長生きすると賢くなります。去年のぴょこたんには、透明のガラス瓶というのが理解できませんでした。その時のカップ酒の空容器を2つ、きれいに洗ってテレビ台の下の段に置き、"ぴょこたん神社"を設置してあります。
ぴょこたんは、昨日あたりから興味深そうに、そのガラス瓶に登るようになりました。さっきもじーっと見上げ、そろそろと登っていましたが、すぐに下りてきました。一周まわったら、また同じ位置に戻ってくるのですが、それはまだ理解できないかもしれません。あるいは、向こうが見えているのに、直線で行くことができないことを、どう捉えているのでしょうか? ぴょこたんにとって、ガラス瓶はまったく謎の建造物、以外の何物でもないでしょう。
理解の範疇を超えているものに対して、私はどう対処しているかな。それを考えると、ちょっとめまいがしそうな感じです。