新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

精密な

パソコンメーカーのサポート電話を待ちながら、マシンの不具合をどうにか解決しようと模索しました。作業中に、ディスプレイの動作がすごく遅くなるのです。シャットダウンして再度立ち上げた時に、前の画面がうっすら残っているのを見て、私は青ざめました。ちょっと、亡霊を見るような感じかもしれません。

 

ひよこ隊は私の右側から、いかに機械が精密であるか、人間の身体も精密であるかを、とうとうと語っています。不具合の原因は、本当にわずかな何かなのだろうなと思いました。でも、その「わずか」がわかりません。

 

Windowsのディスプレイドライバーを古いものに戻したり、また新しくしたり。HDMIケーブルでテレビにつなぐと、パソコンの画面が鮮明に映し出されました。おお! 

 

パソコンのディスプレイはボケボケなのに、かまわずキーを打つとサクサクと動作が進み、テレビのモニターには映し出される。私は「この せかいの げんじつとは!」と、ひよこ隊の真似をして叫びたくなるのでした。

 

メーカーの電話サポートは、予約時間になっても電話をかけてきませんでした。ついに見放されたのかもしれません。直りません、直りませんと、何度もお助けを頼んでいるのです。あきらめた頃に、電話が鳴りました。

 

爽やかな声の女性の担当者さんです。私は自分のフィールドが、ぱっと明るくなるのを感じました。オーラの第3レベルの理性は清明でいらっしゃり、第4レベルの他者との感情の交流も、過不足なく心地よい。

 

カスタマーサポートのオペレーターのお仕事は、日々、ストレスが多いことでしょう。「パソコンが動かない」「壊れた」「どうしてくれるんだ」など、怒りや不安の感情をぶつけてくる顧客も少なくないはずだからです。でも、この声の女性なら、たぶん大丈夫。

 

Windowsのディスプレイの不具合では、BIOSと呼ばれる画面を立ち上げます。BIOSの画面でもチラつきなどがあれば、機械の故障だそうです。「あ、やっぱり、BIOSでもチラついています」と私が言うと、「そうですか。では機械の故障ですね」と女性。今月のうちには代わりのPCを買い、故障したPCを修理に出そう。

 

★★★

 

その前に、データのバックアップを取るために、外付けハードディスクを買うことにしました。外付けするためのアダプター、USBは3.0なのか、3.1なのか。えーっと、どっちだっけな、と思いつつ、私の意識のどこかにひよこ隊の「せいみつ」という波長が重なります。

 

――あっ。

 

これ、外せばいいんじゃね? 

 

そう思って、USBにタコ足配線のようにして接続していた、Bluetoothのイヤホンマイクの充電を取り外してみました。

 

すると。

 

これまでの苦悩が嘘であったかのように、パソコンはサクサクと動き始めたのでした。一件落着、なのかもしれません。

 

それを見計らったかのように、スクールから「翻訳お願いします」とファイルがどんどん送られてきました。はい、仕事させて頂きます。