私は昨夜、やる気まんまんで就寝準備をしました。ガイダンスを得るためです。「さあ、会議をしようじゃないか」と心の中でひよこ隊に呼びかけました。
ところが、私は単に「ひよこ隊に来てもらって会議をする」ということしか考えていませんでした。ガイダンスは必要な時にしか、降りてこない。的が絞れていないと、何も起きません。的とは、すなわち、意図。
会議をするために会議をしようとするのは、浅はかです。気がつくと、私は左右の脇腹に、ほんわりしたものを感じました。ひよこ隊か？
――近すぎる。
ひよこ隊は私のエネルギーフィールドに寄り添っているようです。巨大なマシュマロのようなオーラに両側から密着されている感じ。ガイドがこんなことをするでしょうか？ ほぼ、私と一体化しそうな勢いです。
――これでは会議ができない。
今日は会議をするタイミングではないのだな、と私は思いました。必要なのは会議ではなく、自分をいたわることかもしれません。しばらくゆっくりしていれば、そのうち何かがまた動き出すでしょう。無理に好奇心を持とうとする必要はないのです。
「それは しぜんに うまれてくる」
