福井県小浜市の海岸に漂着したダイオウイカが死んでしまったというニュースを見て悲しくなり、ひよこ隊を呼びました(ひよこ隊は私のスピリチュアルガイドです)。
ひよこ隊からの指示はこうです。
「だいおういかが あがってきた けいろを たどれ」
――経路をたどる?
私は仰向けに寝て目を閉じ、イカが海岸に上がってきた時系列をさかのぼりました。すると、意識は深海に行けました。以前、アクセスしたくても、なかなかできなかった領域です。このような方法があったとは、と驚きました。
太陽光が届かない深海は、真っ暗です。ふと気づくと、ひよこ隊は目だけが光っていて、かなり不気味でした。でも、それが深海でのあり方なのかもしれません。
そこでひよこ隊は、ただ一言。
「でんきしんごう」
――電気信号。
そうでした。サメは電気信号を察知して餌を捕らえる、と本で読んだことがあります。深海の生き物に限らず、あらゆる生き物は電気信号で動いている。でも、それはロボットのようではなく、生体として。
報道されていたダイオウイカは、体力が弱っていたところを海流に乗って漂着したのでしょうか。通常は、深海で生まれて深海で死んでいるのでしょう。そういう世界もあるのだなと思っているうちに、眠ってしまいました。