なぜか眠れず、起きてPCを開けたら、やっぱり作業依頼のメールが来ていました。依頼主は米国フロリダ州から送信しています。日本の真夜中は現地の真昼。
――やっぱり同期しちゃったかなぁ。
日本時間で生活しようとしているのに、なぜか向こうの時間に体内時計が合ってしまっている感じ。これはもう、仕方ないですね。
翻訳が必要な文書は、かなりたくさんあります。そして、たまに二重に送られてくる。途中まで訳して、はたと気づきます。「これ、前にやったんじゃね?」って。
昨日あたりはしんどくて、「もう、やりたくない」と思うまでに至りました。そういう時にも仕事を進める裏ワザがあります。それは、心の中で、
――もう、できない~。こんなの、できない~。
と、思いながら、やるという方法。あるいは、
――どうせ途中でイヤになって投げ出すよなぁ~、この作業。
と思いながら、淡々とやる方法。
ネガティブな気持ちを思いっきり認めると、いい感じに脱力できることを、私はいつの間にか発見しました。「いい感じに、なげやり」とも言えるかもしれません。
体調が悪い時は、もちろん無理をしてはいけません。でも、体調がかなり悪くて朦朧としていた時に、変に肩の力が抜けて、意外とすんなり課題をこなせた時があって驚いたこともあります。
健康で、やる気に満ちているのが理想的ですけれども、変にやる気を出すのは、むしろ仕事の邪魔になるのかもしれません。
さて、仕事に戻ります。できなぁ~い、こんなの無理ぃ~と心で唱えれば唱えるほど、サクサク進む理由は、謎です。