新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

前夜の出来事

地震が懸念されるのは南海トラフや首都直下型だけではありません。日本海溝・千島海溝地震被害予測の数値が本日発表されました。寒冷地では、時間帯によっては大きな被害が想定されます。

 

参考リンク:文部科学省研究開発局ページ↓

千島海溝沿いの地震活動の長期評価 | 地震本部

 

★★★

 

私は1995年の阪神・淡路大震災をリアルタイムで体験しました。あの時も1月で、まあまあ寒かったですが、寒さの記憶は吹っ飛んでいます。当時、私は兵庫県に住んでいました。大地震の後の記憶もありますが、不思議だなと思うのは、地震発生の前の夜のことです。

 

その日の夜は先輩と、あてもなくドライブをしていました。夜遅くまでカラオケなどをして、さて家に帰ろうかという道中で、路肩に停められた外車が大破しているのを見たのです。

 

「うわ、何、あのクルマ」

「ひどいねー、かわいそうに」

 

後日、なにげなくその話を別の友人にすると、「それな、俺のクルマや」と言われました。そこに駐車しておいたところ、誰かの車が走ってきて激突したそうです。直後にあの大震災ですから、友人は事後の処理にかなり手間取ったとのこと。

 

私が強く覚えているのは、あの夜の、なんとなくフワフワとした、浮かれた感じです。事故が起きても不思議じゃないなと後になって思えるような、奇妙なアンバランスさ。

 

 

その夜、私は24時間営業のファミレスで先輩とお茶を飲み、それから家に帰りました。ソファに横になって寝ようとしましたが寝つけませんでした。リビングの大きな窓から見えるのは、明け方に近い時間帯の夜空だったはずですが、うっすらと明るかったような気がします。

 

――何か素晴らしいことが起きそう

 

あろうことか、私はそんなふうに高揚した気持ちで目を閉じました。あの変な感じは要注意のサインだったのだと思います。

 

サインというのは、ガイダンス(導き)でもあります。理性や思考を超えたところで受け取るメッセージ。かすかなレベルで、私はその前にも、あるガイダンスを受け取っていました。

 

続きます。