『光の手』序文の前の1ページ。引き続き、引用します。
すべての苦しみは、分離の幻想によって生み出される。
愛=万物との一体感の体験、と前の文にありました↓
一体感がない状態=分離。分離とは、愛から離れること。
「あいつは除外!」は苦しい。少なくとも、イヤな気分になります。でも、それは「幻想」だというのです。
幻想かぁ……そうだね、私が見ている幻なんだね、とすぐには納得できません。イヤな気分というのは、非常にリアルに感じられるからでしょう。
妙にリアルな感じがする、イヤな気分。それをヒーリングセッションで少しずつ解きほぐしていきます。というのも、セッションをお求めの方の多くは、実際にとても苦しい思いを抱えていらっしゃるからです。
分離の幻想が恐怖と自己嫌悪を生み、最終的には病を引き起こすのだ。
肉体に病が現れる前に、ヒーリングをするのが理想です。愛との分離を癒す。
たまに、他のヒーリングサービスなどのウェブサイトを拝見しますと「身体がすっと軽くなりました!」「あたたかな気持ちが溢れてきました!」というような、よい感想文を目にします。
でも、私が頂くメールの多くは、かなり印象が違います。もちろん、「気持ちよかったです!」「不調が改善されました!」というフィードバックも頂きますが、「まだ苦しいです」「何も変わりません」といった言葉を頂くこともまた、とっても多いのです。
それらはとても正直な声ばかり。たとえそれが、まだ愛に至らない、分離の意識であったとしても――そこには素晴らしい真実があります。日々、心を打たれます。
でも、苦しみが続いてばかりで、ヒーリングを受けても何も変わらないのだとしたら? ヒーリングなんて嘘じゃないのか、詐欺じゃないのか。
その問いに対する答えとも言える、決定的な言葉が、『光の手』最初の1ページの続きの文に表れています。
続きます。