新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

隊員NEXT

玄関の警備クモ隊員亡き後、しばらく姿を消していたアダンソンハエトリ(通称アダンソン隊員)が戻ってきました。その理由は。

 

 

――パッションフルーツか。

 

 

今、私の部屋には九州から取り寄せたパッションフルーツが三箱、置いてあります。実を半分に割って、中のプチプチした種を頂くのですが、まだ熟してはおらず、皮がシワシワになるまで室温で追熟させているのです。

 

まもなくいい香りが漂うことと思いますが、早くもコバエがそれを察知しているのか、ほんのたまにですが、飛ぶようになってきました。アダンソン隊員はそれを狙っているのです。ちゃっかり、パッションフルーツの箱の近くを歩いていました。

 

昨夜は、その果実の箱の斜め上、本棚を覆う簾のあたりを徘徊。夜10時頃まで動いていました。

 

 

「早く寝なさい」

 

 

話しかける私。

 

 

今朝もその、部屋のちょっと高い位置に陣取っています。そこで狙っているのでしょうか。コバエを。いや、遠いだろう? どうやって獲るつもり?

 

そして今さっき、本棚から1.8メートルほど離れたところでPC作業をしている私の前をコバエが通り過ぎていきました。隊員の目には絶対に見えているはずです。飛びかかって大乱闘になるのだろうか……私のいる、このPCエリアで。いやいや、ない。それはない。

 

 

網を張らず、徘徊して餌を獲るアダンソンハエトリは、かなり視力がいいそうです。コバエを狙う隊員の視線を感じる今、コバエが邪魔だからといって叩くわけにもいきません。変な緊張感が私の中にも生まれてきています。