新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

浮上するもの

続きです。

 

 

癒しとは何でしょう? ほんわりと気持ちよく感じることでしょうか? "癒し系"というワードの意味を調べてみると、"苦しみや辛さを取り除いてくれるような性質"とありました。

 

 

取り除く? どうやって?

 

 

左の腎臓が感染症で痛んでいる私に、ひよこ隊は「幼少期の思い出を再び体験しに戻れ」と言いました。

 

 

てっきり、私は、不足していた愛を取り戻して、心身ともに痛みがほどけ、光や希望を感じるだろうと思っていました。だいたい、一般的な「ヒーリング」に対するイメージはそんな感じではないでしょうか。でも、そうとは限らない。一人ひとり、体験することは違うし、タイミングによって変化する。「クライアント様から頂いた感想」を私がいっさいブログに公表しない理由の一つも、そこにあります。

 

 

ゴザの上の宴会に意識を合わせ、深く呼吸を続けていると、私の左半身が痛み始めました。足首、膝、太腿、下腹部、腋……

 

 

――ああ、まただ。

 

 

神経系が発する痛みです。私はBBSH在学中、最初の2年間ほどは、この痛みをスクーリングのたびに体験し、恐れ、怯え、先生やクラスメイトに怒鳴り散らすこともあったのです。

 

 

その痛みは、ずっと前からシステムの中に埋め込まれていて、何かのタイミングが来ると浮き上がってくる感じ。だから、「ああ、まただ」。忘れた頃に浮上する、未解決のカルマ。

 

 

――右半身は、すごく元気なのに。

 

 

こうもパッキリと左側が痛んでくると、右側の健康さが際立って感じられてきます。オーラフィールドの感覚も、右側は大きく、安定し、正常そのもの。それに対して、左側に対する感覚はどんどんいびつになっていきました。

 

 

――なんだこれは。過去生か? 過去生なのか?

 

 

自分のアンバランスさにいらだち、その正体が知りたくて、私は自分の過去生に意識を戻してみることにしました。目の前に、重厚に描かれた油絵のような、赤黒いモヤが視え始めました。

 

 

続きます。