今日の満月は、私が生まれた時に水星と金星があった方角と同じ位置にあります。西洋占星術では「ネイタルの山羊座水星&金星と、トランジットの月が合(=ごう。重なること。コンジャンクション)」という言い方をするのですが。
今宵は曇りで、たぶん満月は見えません。でも、だいたいの位置を指さしながら、自分が生まれた時にはその月の向こうに水星と金星があったのだ――と意識すると、時空の質量というか、エネルギーの量に圧倒されます。クラクラするのでした。
★★★
あのはやぶさ2がサンプルを採取した、小惑星リュウグウも地球の周囲を回っています。公転周期1.03年とされているので、1年ちょっとで一周します。
はやぶさ2が持ち帰ったサンプルは"玉手箱"と呼ばれています。それ、開けたらアカンやつと、ちゃうの? 残念、もう開けてしまいました。私たちはみなおじいさんになってしまいました。おじいさんとは分別と叡智を得た者、ということでしょう。