新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

待ってあげる

専門学校の新学期が始まり、講師のお仕事を再開して2週間が過ぎました。さぞかし忙しくなるだろうと思っていたら、意外と楽。

 

 

楽で、たのしい。

 

 

どうしてかな、と振り返ると、「何もせずに待ってあげること」ができるようになったからだと気づきました。「何か作品を書いてみたい気持ちはあるけど、どこから始めたらいいかわからない」と話す学生さんに対して、これまでだったら、ああしてごらん、これはどうか、と一生懸命アドバイスをしていたのですけれど。

 

 

今は、待つ。黙って、にこ~っと笑って、待ってあげます。

 

 

学生さん本人も、自分の中から何かが生まれてくるまで、自分で自分を待ってあげるようにするといいんです。

 

 

あれ? 先生、怒らない……学生は不思議に思い始めます。さらに待ってあげると、意外なことが起こります。突然、「そういえば歌の練習がしたかったよね」みたいな声が出たり。そうなれば、私はzoomの画面越しに「いいよ~じゃ、20分間フリータイムね。好きに練習してね、はいどうぞ」言うだけ。おお、私から課題を出す必要がなくなった。しかも、全員、えらくノリノリで歌っているし。おお、奇跡的な、自然の創造のパワー。

 

 

待ってもらえた時の安堵や嬉しさ、心強さとは、すごいものです。時間内に給食が食べ終われなかった時のトラウマも癒えますよね。

 

 

もちろん、期限を決めて、それに合わせて作業ができるように練習をする面も大切です。「僕にはできない」「私はいやだ」というような余分な感情エネルギーを取り払っていけば、案外、サクサク進むものです。