新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

啓蟄

この日を待っていました。啓蟄(けいちつ)。春の訪れと共に虫たちが巣ごもりから出てくるとされています。

 

何を待っているか? 冬に姿を消した"社長"です。

 

shikamac.hatenablog.com

私が社長と呼んでいたクモは、クモとは思えないほどエレガントで美しい存在。まったく怖くないんです。きれいにマスカラを塗ってやわらかに開いた淑女の瞳のようだと、私はいつも思っていました。

 

社長は去年の暮れにトイレからさらに玄関へと移動し、数日間そこにじっとしていた後で、忽然と姿を消しました。死骸は発見していないので、きっと、家の中のどこかに、まだいるはず。あるいはどこかの隙間から外へ出ていって、どこかで冬を越し、もしかしたら次の世代の姿として転生してまた現れるでしょう。