新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

自由人

f:id:eigogeki:20201113132523j:plain

素粒子ニュートリノの観測に成功してノーベル物理学賞を受賞なさった小柴昌俊博士が94歳で死去。素晴らしい人生をお送りになられたのではないかと想像します。

 

 

私が以前からこっそり好きだった、このインタビュー動画↓

www.youtube.com

博士「科学をやるにあたって、何かの役に立つとか立たないとか、あんまり気にしたことはないですね」

 

 「やってみなきゃわからないことをやるのが学問でしょ」

 

「子どもたちにILCが何を意味するかはなかなか理解できない」(ILC=国際リニアコライダー。電子と陽電子を超高速で衝突させる実験装置)

 

「将来なにになりたいか一人ひとり、違う夢をもっていますから一概にアドバイスはできないわけです」

 

  

このような言葉に、私はすごく、ほっとするんです。

 

 

「これは身体のために、食べなきゃだめよ」と言われて食べ、「勉強していい点を取らなきゃだめよ」と言われて勉強し、「卒業したら就職」と言われて就職試験を受け、仕事をし始めたら「女の子はいい旦那を見つけて結婚しなきゃ」と言われ……いやもうそんなものはどうでもいいから、今では宇宙にずばぁ!する方法を模索中、というわけなので。

 

 

常識を破るお手本といえばロックンローラーと不良ぐらいしか知りませんでしたが、すごい科学者のおじいちゃん(ごめんなさい)が淡々と、実はぶっ飛んだことを言っている……すると、私の魂は喜びに打ち震えるのです。小柴博士に感謝とともに、謹んでご冥福をお祈りします。