ホテルの部屋のドアのところにかけるじゃないですか。「Do Not Disturb」という札。日本語だと「起こさないで下さい」ってたぶん書いてある。
disturbとは邪魔をする、わずらわせるという意味があります。なので私もずっと「Do Not Disturb」の札を「静かにしろ、邪魔すんな」みたいな意味合いで捉えていました。「私」が主体です。
一方、映画の撮影セットで「Do Not Disturb」というと「セットを触るな、置いてあるものを何も動かすな」といった意味になります。撮影の途中なので、ものが動かされると続きが撮れない。
すると、ホテルのあの札も「部屋に入らないで、部屋の中のものを触らないで」=掃除のために入らないで。この捉え方だと「部屋」が主体になります。
もちろん、部屋に自分がいるわけなので結局は意味合いとして変わらないのですが、ふと気が軽くなったというか……「邪魔される自分」という圧迫感のある意識から「自分の周囲の空間をどうしたいか」という意識へと、少し広がりが生まれるからでしょうね。
エナジーチャイムを私がお勧めしているのも、そんなところからです↓
近隣の環境にイライラする時に、これ鳴らすんです。自分の中に生まれたイライラを抱え込まず、きれいなチャイムの音と共に発散させます。そして、周囲の環境にも澄んだ音を響かせ、浄化します。効果は、あります。ハンドベルみたいなものでもいいですね。