それ!
こおりに とびのれ!
きをつけろ
きょうだい!
ぼくたち ならば できる!
ゆっくり!
おう!
……「ゆっくり」というのはバレーボールの国際試合の通訳に入った時によく耳にした言葉です。レシーブを打つ時に「落ち着いて、ボールをよく見て」というようなニュアンスで「ゆっくり~っ!」って声が上がるんです。
緊迫している状況で正確な動作が求められる時に「ゆっくり」と言うのは、なんというか、すごくいいと思います。ゆっくりやっても、実際の動作のスピードはたいして変わらないんじゃないかな。そして、「早くしろ」と言われるよりも、意外と早くできそうです。