昨日も夜中に目が冴えて、なんとなくテレビをつけたら、KISSのジーン・シモンズさんのドキュメンタリー番組がちょうど始まるところでした。思わず最後まで見てしまいました。面白かったです。
KISSってメイクが怖いし（ごめんなさい）じっくり聴いたことがないんですけど、すごいバンドだということは今になってよくわかりました。たぶん私は若い頃、「悪魔のはずなのに演奏がちゃんとしていて、うますぎる」と無意識に感じ取り、また「まだだ！ まだ、リアルなおどろおどろしさが足りない」と思って敬遠していたんだと思います。
今、見てみると、デカくて重い衣装を着た彼らのすごさと怖さに何か、霊的なものさえ感じます……ステージで灯油を口に含んで火を吹いちゃうんですね…70歳になっても。いや、70歳になられて、ようやく私は「あ、悪魔のおじさんだ」と認識できるようになったのかもしれません。
↑若いときれいすぎると思うんですよね…（画像はAmazon.co.jpからお借りしました）。
ここに番組の動画が上がっているのを見つけましたので、今、また見ているんですけど…↓
「もう俺は70歳だからやめる」と引退宣言なさっていますが、これだけの規模のライブを催行なさるというのは、ものすごいエネルギーです。ステージでの演奏の映像を見ると、すごすぎる。ハラとグラウンディングがものすごく強い。
