今月26日発売の新刊訳書の見本が届きました。日本初の「キャラクターアーク」専門書です。
キャラクターアークとは:人物が物語の中でどのように変わっていくか。その軌跡。
読みごたえがある物語、見ごたえがある映画はたいてい、ドラマチックで印象的で深いキャラクターアークがあります。ひらたくいうと、
ビフォーとアフターがめちゃ違う=感動
逆に言えば、ビフォーとアフターがたいして変わらないと、つまらない。
これはお友だちとの交際や恋愛、結婚、就職などにも当てはまる、と私は思っています。すごい出会い、意味がある出会いとは、
自分を変えてくれる人との出会い
…だと思います。ずっと仲良くすることよりも、変わることの方がパワフルだから。
ただし「どう変わるか」が問題で、今回の訳書は『カーズ』や『チキンラン』といったアニメーション映画から『嵐が丘』『華麗なるギャツビー』などの名作古典、『トゥルー・グリット』や『ハンガー・ゲーム』、『スター・ウォーズ』などのハリウッド大作映画を例に挙げて分析しながら、気になる「変化のパターン」を解説しています↓
キャラクターからつくる物語創作再入門 「キャラクターアーク」で読者の心をつかむ
- 作者: K.M.ワイランド,シカ・マッケンジー
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2019/03/26
- メディア: 単行本
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物語を書くかた向けのハウツー本ではありますが、私自身、こうしたハウツーを理解したおかげで「映画を観て号泣する」という体験ができました。巻末の訳者あとがきにて、そのエピソードをちらりとご紹介しております。よろしければ、書店でお手にとってくださいね。
以上、宣伝でした! 引き続き、4月からヒーリングセッションでお待ちしております↓