新しい自分の作り方

BHSバーバラブレナンヒーリングサイエンス認定プラクティショナー/シカ・マッケンジーのブログ

自分の中にある、心の壁

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こんにちは。帰国後、多忙な日程でしたがようやく落ち着いてきました。ヒーリング実習モニターの皆さまと再会してセッションをさせて頂くことで、本来の自分を取り戻せたような感じです。進級についてのお祝いのお言葉やお品物も、ありがとうございました。心より感謝いたします。

 

第2学年は人間関係がテーマの年でした。自分と両親、配偶者、兄弟姉妹、恋人、友人など……相手の中に自分を投影していないかが一つのチェックポイントです。人は誰でも、過去に体験したことに基づいて、目の前にあるものに反応します。それはサバイバルに必要な学習能力ですが、現実を見る目をゆがめてしまう要因にもなります。

 

「親が干渉してきてうざい!」と感じたとしても、それは本当に干渉されているのか。

 

「夫は私のことなんてどうでもいいと思ってる」と感じたとしても、それは本当に無関心なのか。

 

相手は普通に話しかけたり、自然にふるまっているだけなのかもしれません。それが自分の"過去の体験から作られたイメージ"というレンズで歪んで見えているのかもしれないです。

 

ヒーリングセッションでもこうした人間関係の話題はよく出てきます。特定の人と、なぜうまくいかないのか。なぜ気になるのか。自由を奪われたり、冷淡に扱われたりするように感じて苦しいのはなぜなのか。

 

まずは自分が世界に対して、自分に対して、どんなイメージを持っているかを検証するといいんですよね。

 

これは正直なところ、私自身、BBSHのスクーリングに年5回行っただけでは、到底消化できない課題でした。なので、毎日の振り返りや宿題レポートの作成は夏休み期間も継続しますし、BIPと呼ばれる個人指導の先生とのセッションも受けます。

 

「なんでか知らないけど、あの人とはうまく話せてる気がしないんだよなぁ」って、私にも、私的な場面でそうした苦手意識を感じる時があります。すると相手もまた、同じように感じているみたいに見えてきます。顔を合わせた瞬間、かすかに緊張のトゲがあるエネルギーがバウンスしあうように感じて居心地わるい。離れていても、その居心地わるさをはっきり思い出すことができます。

 

 

あー、この壁、なくしたい。って思います。

 

 

壁がない、素直で正直でリアルな交流ができている時は心地いいです。お互いに意見が合わなかったとしても、うん、そうなのねってお互いを認めて、満たされる感じが残ります。

 

自分の中に壁があると生きづらい。うまくいかない人間関係へのとらわれって、その壁をなくしたい願望の表れかもしれませんね。家族や友人、恋人との関係、職場などでの人間関係を通して、見えてくるのは全て自分……そのあたりをこの夏、私自身も取り組んでいきたいと思っています。